”PD Cafe”と初めて聞く方も多いと思います。
PD Cafeとは、パーキンソン病当事者が、安心して運動ができるところであり、かつ仲間ができるところでもあります。
そもそもPD Cafeとはなんでしょう??
管理人が解説するよりも分かりやすい動画がありますので、まずはご覧くださいませ。
動画内での説明が十分に語られているので、管理人からお伝えすることは特にないです。そこで、PD Cafeに参加して管理人がいいなと思ったことを紹介します。
身近に同じ病気の仲間ができる
管理人はインターネットが割と使えるので、インターネット上のパーキンソン病の友人を得ることは、多々ありました。が、インターネットで知り合った友人らの住まいは、管理人の住まいから遠方なケースが多いため、なかなか気軽に会いにいけません。
PD Cafeが管理人の近所にできたので、様々な年齢層の方々とパーキンソン病という共通項でお話ができたのが大変良かったと思います。おそらく、普通に人生を送っていれば、こんなに多くの仲間を得ることはなかったでしょうから。
PD Cafeで運動ができる
パーキンソン病を進行させないためによく言われることは、パーキンソン病の治療は、運動と薬の両輪が上手く働いてこそというのがあります。
管理人もいくつかのフィットネスクラブに問い合わせましたが、いずれも本人と周囲の方の安全がしっかりできないと言われて、すごすごと帰ってきました。
実際に運動を行うにしても、一般クラスでは到底、ついていくのが難しいですし、遅れていってしまうのでクラスの空気もみだしかねないと思います。だからこそ、パーキンソン病と共通項を持つ仲間たちと一緒に運動を行えることは、管理人にとって非常に安心感があります。
PD Cafeは、工夫が詰まった大きな知恵袋です
同じパーキンソン病を持っている仲間でも、困っていることや悩んでいることは様々です。ことわざで”3人集まれば文殊の知恵”とありますが、同じ状況の人が集まれば、いい知恵が浮かぶ可能性が高まります。
例えば、医師とのコミュニケーションがうまく取れない方に、コミュニケーションを取れている人から、お話を伺って解決のヒントにもできます。
毎各個人が日常生活いる工夫や知恵を話し合うことで、新たな視点で物事を考えたり、こういうやり方もあるのか!と驚いたりといろいろな発見があります。
離れていても、PD Cafeオンラインで運動と仲間ができる
PD Cafeが近くになかったり、PD Cafeに行った時には運動できるけどおうちで一人で続けるのはやや難しいと感じる方に、PD Cafeオンラインもあります。
PD Cafeオンラインは、現地にみんなで集まって行うPD Cafeとは別に、多くのサービスが受けられます。詳しくはPD Cafeオンラインを見て欲しいのですが、ここでは管理人が受けた2つのサービスをお伝えします。
自分の苦手な運動がわかるオンラインパーソナル
オンラインパーソナルとは、理学療法士さんとマンツーマンで運動に取り組むプログラムを指します。
理学療法士さんは、運動機能を維持・改善させる方法をよくご存じで、リハビリテーションに関わる方です。理学療法士のプロの目から、パーキンソン病当事者の運動機能がどういった状態かを把握し、各個人にあわせた運動を提案してくれます。
管理人の場合、よく転倒をして膝の状態が良くないため、膝に負荷がかからない運動を提案してもらいました。パーソナルで教えていただいた運動を現在も続けているせいか、歩く時の腰回りの引きつりが徐々に減っています。
オンライン鍼灸で体の状態をよくする
東洋医学を学んだ鍼灸師さんから、ツボ押しやお灸などを利用して体の状態を良くしていこうというプログラムです。
管理人が受けた時は、鍼灸師さんからもらったアンケートに答えました。アンケートの回答を元に内臓に改善をかけるツボと、体の動きをよくするツボを教えてもらい、ツボの場所を確認しながら一緒に押してきます。
ツボを押す前は、たくさんゲップが出ることに悩まされてました。消化器官を強化するツボを教えてもらって以降、ゲップの出現回数が減少しています。
リアルとオンラインの両面でサポート=パーキンソン病当事者の状態をよくする
管理人としては、PD CafeとPD Cafeオンラインを組み合わせることで、パーキンソン病当事者は、より自立した生活を送る期間が長くなるのかなと実感を持ちました。
PD Cafeオンラインにご興味がある方は、こちらからお問い合わせください。