いろいろな職種の方とうまく付き合うために③〜介護保険関係〜

介護保険を申請すると、地域包括支援センターやケアマネージャー、福祉用具を貸出や住宅改修をする事業者など、多くの人たちに関わります。管理人の経験を通してお伝えします。

介護保険のファーストコンタクトは、地域包括支援センター

パーキンソン病は、介護保険の特定疾病に該当するため、40歳以上で認定申請をして要介護か要支援認定を受ければ、介護保険が利用可能です。39歳までの方に関しては介護保険が使えないので、指定難病の範囲でフォローすることになります。

介護保険を使うにはどうしたら良いかの相談先は、地域包括支援センターです。相談内容が地域包括支援センターで適切かどうかわからない時は、「もし、この相談がこちらでない場合は、どちらに相談すればいいのでしょうか?」と聞いてみるのも、いいかもしれません。

ケアマネージャーを選ぶ時に気をつけること

ケアマネージャー

パーキンソン病当事者の中には、身体障害者手帳を持っている方もおられます。基本的に、介護保険でフォローしきれないサービスが身体障害者手帳の制度である場合に限って、身体障害者の制度が利用可能となるケースもあります。よって、介護保険と身体障害者手帳の制度を理解しているケアマネージャーだと理想的です。地域包括支援センターに相談される時は、身体障害者手帳を持っていることも忘れず、伝えましょう。

また、一般的に、ケアマネージャーの良し悪しは、下記のポイントによって判断されるようです。

  1. 利用者のニーズをきちんと把握し、いくつかの選択肢があるケアプラン案を提案できる
  2. 利用者の意見を入れたケアプラン案について、専門家に意見を聞いた上で、ケアプラン案に活かす。
  3. 利用者のメリットを最優先で考えるために、介護保険事業者が行なっているサービス内容を把握したり、介護保険の認定や医師の判断がかわった場合、ケアプランの変更に柔軟に対応できたりする

ケアマネージャーさんとは長く付き合うので、自分の希望をしっかり伝えるのも大切。自分が周りの助けを借りることで、現状の生活をどこまで長く引き延ばせるかは、自分次第です。わからないことは、どんどん聞いてみましょう。

ケアマネージャーと相談
最新情報をチェックしよう!
>もっと役立つ情報を伝えたい

もっと役立つ情報を伝えたい

パーキンソン病と共に人生を歩むことになった方々に、ちょっとでも役立つ情報や体験、病気に対する考え方のヒントをシェアしたく、このサイトを作りました。 もし、記事にある情報より良いものがあるとご存知の方は、下のお問い合わせボタンよりご連絡下さい。

CTR IMG