空港内の移動をサポートしてくれるAssistance

歩行に困難を抱えていたり、障害があって長距離の移動が難しかったりする場合、空港内の移動をサポートしてくれる、Assistanceがあります。空港の大きさによってAssistanceの規模が変わりますが、移動をサポートするサービスがあるので、利用を検討するのもいいかもしれません。

Assistanceとは?

電気自動車に車椅子と歩行に困難を抱える人たちをのせて、運転するAssistance

Assistanceとは、空港内の移動について困難を抱える人に対して、提供されているサービスです。Assistanceの思うなお仕事は、下記のようになっています。

  • 出発ゲートから搭乗口までの移動
  • 搭乗口から到着ロビーまでの移動
  • 乗り換え時の移動
  • 到着ロビーから各種交通機関までの移動

貨物や旅客を目的地に中継する機能をもつ空港では、特に集中しやすいので、端から端まで歩くと約20分かかって移動になります。歩行に困難がある場合、短距離であれば車いすで動きますし、長距離であれば、車いすと歩行に困難を抱える人を、Assistanceが運転する電気自動車(上記のイラスト)に、乗せて移動することもあります。

アジアのAssistanceとヨーロッパのAssistanceの違い

今回、Assistanceを利用した、スペインのバルセロナ空港とオランダのスキポール空港のヨーロッパと、韓国の仁川空港と日本の空港のアジアを比較して、気づいたことがあります。ヨーロッパでは、障がい者に対してごく普通に当たり前に対応し、特別扱いはしません。例えば、Assistanceには専用の窓口があるので、当日、車いすを借りられたり、またスキポール空港には障がい者用のラウンジがあったりします。障がい者ラウンジに無関係なお客様がいる場合、注意・移動を促されるので、注意が必要です。・

一方、日本の空港や仁川空港の場合は、ヨーロッパより移動する障がい者が少ないせいかAssistanceの窓口は特になく、事前に連絡をした方がスムーズにことが進みます。

Assistance利用時の注意点

Assistanceを利用時の注意点は、以下のようになります。

  • わからないことがあれば、すぐ質問する
  • 地域によっては、英語を話せる職員が少ない場合がある
  • 搭乗口が途中で変更になることもあるので、よく確認すること

詳しく見ていきましょう。

わからないことがあれば、すぐ質問する

まず、出発時にスーツケースの他に歩行器がある場合、歩行器はスーツケースと一緒に預けていいのか、それとも飛行機の搭乗口まで一緒に運ぶのか、そこは各航空会社によって対応が違ってくるので、よく確認する必要があります。また、管理人が実際にあったケースでは、バルセロナ空港で車いすを借りて、歩行器は飛行機の貨物に預けるはずが、うまく伝わっておらず、何度も翻訳アプリで歩行器をどこに預けたらいいのかを何度も聞いていました。

地域によっては、英語を話せる職員が少ない場合がある

管理人がバルセロナ空港で職員さんにわからないことを尋ねようと聞いたら、6人中4人が「英語がわからないから他の人にきいて」といわれました。翻訳アプリに現地の言語を入れておいた方が無難です。

あと、「ありがとう」や「こんにちは」くらいは覚えておいた方が、円滑にコミュニケーションが取れやすいように思います。挨拶する時に、笑顔を付け加えると、フランクにお話ができる雰囲気が作れるので、笑顔も大切です。

搭乗口が途中で変更になることもあるので、よく確認すること

Assistanceの助けを借りて搭乗口に無事に到着しても、放送が入って搭乗口が変更になることもよくあります。油断せずに放送を注意深く聞いてたり、案内板を確認したりする必要があります。

スキポール空港のアシスタンスサービスのご案内

https://www.schiphol.nl/en/page/what-to-expect-from-the-assistant/h

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