箸が使いにくくなったら、考える事とは?

パーキンソン病の症状が進行してくると、箸を使う動作にも影響が出てきます。管理人は、菜箸と食事で使うお箸を箸ぞうくんに切り替えました。

管理人が箸ぞうくんに変えた理由 

普通のお箸だと手がもつれて食べ物を床に落としたり、箸の開閉に問題が出てきたりといった事が出現しました。理学療法士と相談した結果、候補がいくつかでましたが箸ぞうくんに決定しました。箸ぞうくんは、手によくフィットして箸の開閉はピンセットみたいに動きます。

管理人は箸ぞうくんを3つ持っています。箸ぞうくん菜箸、普段使いの箸ぞうくん、外出用の箸ぞうくん所作亀の3本です。詳しくはYoutubeをご覧ください。

理学療法士や福祉用具専門員に相談する際の3つのポイント

症状が進んで日常生活に困ったことが発生した場合、まず主治医に報告する必要があります。管理人の場合は大きな病院に通院しているので、主治医からリハビリテーション科に指示がとんで、リハビリテーション科に受診という順番でした。

また、すでに介護保険で要介護認定を受けている方だとケアマネージャーがついているので、ケアマネージャーと連携して福祉用具専門相談員が相談にのることもあるようです。

相談時に理学療法士や福祉用具専門相談員に、何で困っているかをわかりやすく説明するのが鍵となります。そのポイントは3つです。

  1. 困りごとが発生する場面を具体的に伝える
  2. 困る場面を事細かにかつ簡潔に伝える
  3. 言葉だけで伝わるかどうか心配なら、スマホで動画撮影も利用する

これを管理人のケースに置き換えると…

  • 困りごとの発生する場面は”食事の時”
  • ご飯を箸で挟んでも途中で落下して床に着地するのが、1回の食事で7回程度発生する
  • 具体的に伝えたので、スマホでの動画撮影を行わず

以上の内容をお伝えしたところ、理学療法士さんは現状の身体状況を確認の上で、いくつかの箸の福祉用具をピックアップ。管理人は実際に使用しながら自分で感触や使い勝手を確認し、自分が使いやすい箸ぞうくんを選択できました。

福祉用具は、使う方がどのような身体状態になっているかによっても、使い勝手が変わります。また、症状の変化によっても左右される可能性が高いです。自分が使いやすくなるかを必ず試してから、購入されるのをおすすめします。

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