パーキンソン病でオフになり、長時間動けない状態になる可能性があります。同時に、気温の上昇などで体内の水分が過剰に出ていくと、脱水症状が出現して最悪の場合、命が危機的状況に…。そのような事態にならないように、動けない時の水分補給対策を取る必要があります。管理人もどうしようか、検討中です。
動けない・水分補給できない状態が6時間続いた管理人
2021年4月26日に起こった出来事です。この記事を書いている時点での薬の編成は、下記のようになっています。
- ニュープロパッチ13.5mg1枚と9mg1枚を朝、貼り付ける
- アジレクト0.5mg錠を朝1回飲む
- スタレボ100mg錠を朝・昼・夕食後に1錠を飲む
ちょうど、その日の昼にニュープロパッチ2枚分を貼り付けてないことに気づいて、慌てて貼り付けて家事に勤しんでいた3時間後の15時に動けない状態が発生しました。
当時の状況は、椅子に座っているのもしんどくなってきたので、布団へ移動したのは良いものの、立っているのを維持するのが難しくなって後ろへ転倒。でも着地に失敗し、腰より下が布団の外側に着地して、腰から上は布団の上というなんとも腰が痛くなりそうな配置でころがりました。
喉が渇いてきた
本来、16時頃に、スタレボ100mg1錠を飲まなくてはいけないのですが、1m先にある薬と水にさえ移動できない状態。なお悪いことに、筋固縮で変な姿勢になっているので、体のあちこちから痛みが発生して、迂闊に体を動かせなくなりました。
さらに、18時頃からやたら喉が渇き始めたので、頭の中に”脱水症状”と四文字が浮かび、軽くパニック。最終的には、仕事から帰ってきた家族に、21時頃救出されよかんたですが、脱水症状で何が怖いかと言うと、最悪の場合、生命の危機に直結するからです。
脱水症状発生すると、身体にどのような影響がでるのか?
脱水症状とは、身体の中にある体液がどんどん、外へでていくことにより、下記の症状が出ます。
- 体内の水分が5%減少すると、汗が出なくなったり、全身がだるくなったり、血液が濃縮したり等
- 体内の水分が10%減少すると、血液の循環や腎臓の機能が落ちるため、筋肉が痙攣を起こしたり失神したり等
- 体内の水分が20%減少すると、死に至る
喉が渇いたときには、すでに体内の水分が1%なくなっているので、早い段階での水分補給が必要となります。
脱水症状に対する対策
厚生労働省にわかりやすくまとめたポスターがありましたので、お借りしました。身体が水分を穏やかに吸収させる場合は、スポーツドリンクを使うのもありです。ただし、脱水症状が怖いからといって水分を取りすぎると、体内のナトリウムが流れ出して、意識が朦朧としたり頭痛がしたりといろいろな症状が出ます。
厚生労働省の資料を参考に、体が欲しがる必要な水分量を取るようにしていきましょう。
参照サイト
厚生労働省 「健康のため水を飲もう」推進運動
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html#02