病気があっても、自分が望むドレスを見つける方法とは?

結婚式当日の安全性を保つ要望と自分に似合うドレスが両立するかどうか、試着に行くまで大丈夫か心配でした。でも、心配な点を事前にお伝えしたおかげで、素敵なウェディングドレスを楽しく試着しながら選択でき、管理人は大満足です。

私が望む要件を満たすドレスはどれ?

結婚式イメージ

前回記事の”「安全に結婚式したい!」をかなえる看護師サービス〜結婚式準備編〜”でも簡単にふれましたが、ドレスについて懸念事項を整理すると、下記の通りです。

  1. そもそも、試着する時に、介助があるかどうか
  2. 上半身が前に倒れる傾向があるので、ドレスが着やすいかどうか
  3. ドレスには通常、ヒールがある靴を使うが、転倒の危険性があるので避けたい
  4. ドレスを一人で着るのに不安
  5. 上記の条件を満たした上で、管理人に似合うドレスがあるかどうか

パーキンソン病の病歴が長くなれば、日中の薬の効き目に変動が出てくるため、どうしても動作や立つ姿勢を維持するのが難しくなります。そのため、着替えなどの介助がないと、ドレスの選択がそもそもできません。

看護師の資格を持つスタッフがドレス選びをサポート

3パターンのウェディングドレス試着案

今回、利用した”ドレス ベネデッタ”様では、看護師の資格を持ったスタッフの方にたまたま、ドレス選びをサポートしてくださることになり、着替えの懸念が一つ解消。

管理人はスタッフの方に、ドレス選びに不安を持っていることを正直にぶつけてみました。以下の表は管理人が不安に感じていることに対する解決策一覧です。

管理人が思う不安な点スタッフの方から提案
・上半身が前方へ倒れる傾向があるので、
着やすいものにしたい
・ウェディングインナーが複数必要となるドレスを除外。
・上下セパレートで着やすいものをチョイス
・ヒールがある靴だと、転倒が怖い・靴は安全性を考慮してスニーカーにする。でも、立っている時にスニーカーが隠れる程度の裾があるドレスを選択。
・写真撮影時にカメラマンに注意してもらうよう、お伝えする
・ウェディングドレスをきちんと着れるか、不安・結婚式当日、特別に着付けにきてもらえることになる。
・ネックレスやイヤリングは、持参したものをつけたい・つけてもらって大丈夫。
・管理人に似合うウェディングドレスがよくわからない・プロにお任せ。

ただ、第三者から見て、どのドレスが似合うのか自分ではわからないので、ドレスのデザインはスタッフの方にお任せにしました。5着くらい試着した結果、満場一致で下記のドレスを選択。

結婚式当日に使用した衣装

*写真は結婚式当日のものです。プライバシー保護のため、顔は加工してます。

今回、管理人たちの衣装選択をサポートされたスタッフの方は、当ブログを拝見された上で、パーキンソン病の特徴を大まかに把握し、また、ドレスについて心配な点を改めて確認しながら手伝っていただけました。この対応には、管理人も大満足です。これで、結婚式当日の不安がまた一つ、消えていきました。

サイトのご紹介

ドレス ベネデッタ

ドレスについて自分が不安に思う点をしっかりお伝えすると、プロの目線で提案いただける素敵なお店です。

https://www.dress-benedetta.com/

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https://news.yahoo.co.jp/articles/ea45bbb7799f0f0a6716e4dfff4c2a5fed501ab5

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