パーキンソン病と診断されて約5年たつ40代の方、はのんさんから投稿をいただきました。はのんさんが実践しているのは、音楽を使ったお手軽にできる5つのリハビリです。それでは、見ていきましょう。
音楽×リハビリ=楽しくやれる
パーキンソン病と診断されて、5年ほどたつ40代主婦です。
病状の進行はゆっくりめで左手の震戦、固縮から始まり、現在は左足の動きが悪い状態です。しかし、薬の量が最小限ですんでいるのは、音楽教室で音楽療法を学んだからだと思っています。
パーキンソン病になってから音楽を始めたきっかけは、左手の動きが怪しくなってきたので、指をしっかり動かす目的でした。小学生の頃のピアノや中学生の頃にクラリネットをやっていたことを思い出しながら、なるべく指を使うことに意識を向け、練習をします。
その結果、デイサービスなどで音楽ボランティアとして演奏することもできたり、地域のクリスマス会で演奏や参加した方と一緒に歌を歌ったりして、楽しく過ごせるようになりました。
お金が掛からず、お手軽なリハビリ
音楽とリハビリを組み合わせて、お金をかけずに5つのリハビリができます。
- 歌うこと
- 歌詞を思い出したり、書き出したりする
- 楽器があれば、鳴らしてみるのも弾いてみる
- 音楽に合わせて、お掃除をしたり、体操などしたりして体を動かす
- 音楽鑑賞
いいなと思った曲は、何度も聴いてもよいし、生活の中でいい曲に出会ったら、忘れないようにメモにしてネットで探してみるのもよいですね。
そして、好きな曲が見つかったら…
歌詞を書き出したり
手拍子をしたり
歌ったり
リズムに合わせて体を動かしてみたり
楽器を曲に合わせてみたり
1曲でも何通りも楽しめる
これがリハビリにも繋がっていくのではないかと思っています。