障害年金を社会保険労務士に依頼する場合、どの社会保険労務士に依頼するかが非常に重要となってきます。管理人は下記3点を重要視しています。
- 社会保険労務士が障害年金の申請成功実績があるかどうか
- 成功報酬で請け負ってくれるのか
- 自分の現状が障害年金の申請条件に当てはまらない場合、理由をつけてはっきり指摘してくるかどうかでチェックする
それでは、みていきましょう。
1.社会保険労務士が障害年金の申請成功実績があるかどうか
そもそも、社会保険労務士の業務内容は労務専門、社会保険専門、年金相談専門、弁護士の補佐と多岐に分かれます。その中でも障害年金専門の社会保険労務士とインターネットで検索すると、かなり限られてきます。
そこで、管理人が重視した情報は下記です。
- 社会保険労務士のホームページサイトは、素人でもわかりやすいものであるか
- 過去の実績が明確に掲載されているか
- 不支給となった案件から復活できた実績も載っているか
重視した情報3つが掲載されている社会保険労務士は成功報酬で契約しているケースが高いです。ここまで、過去実績をオープンにしていれば、他の社会保険労務士と比較した際に、自信を持って障害年金代行申請をしていることがわかります。
2.成功報酬で請け負ってくれるのか
社会保険労務士によっては成功報酬、つまり障害年金の申請が通った場合に成功報酬としていただき、失敗したら報酬をいただきませんという方針のところもあります。成功報酬を掲げる社会保険労務士は何がなんでも、依頼人に障害年金が取得できるよう、障害年金制度の理解や医師とのやり取りのヒントを教えてくれます。
社会保険労務士に依頼したら全てやってくれるという意識でなく、依頼人の協力体制も障害年金取得の可能性を高めるので、社会保険労務士からの質問には明確に答えていきましょう。
障害年金の必要書類を揃えるにあたり、障害年金の診断書作成や受診状況証明書の作成で、最低1万円はかかります。
また、初診日のスタートがどこか不明な場合、受診状況証明書を複数の病院で書いてもらう事態となり、書いてもらった分だけ出費します。
加えて、書類依頼しに病院を訪ねる時は交通費、郵送でやり取りする場合は郵送費用と地味にお金が出ていくでしょう。
社会保険労務士に依頼した場合、書類代は依頼人に必要経費で別途請求するけど書類作成に関わる交通費は県内分は無料なところもあったり、書類代・交通費を全て必要経費として依頼人に請求するところもあったりします。
必要経費はなるべくなら安く抑えたいのが本音だと思うので、必要経費の取り扱いがどうなっているかも要チェックです。
3.自分の現状が障害年金の申請条件に当てはまらない場合、理由をつけてはっきり指摘してくるかどうかでチェックする
社会保険労務士さんに相談されるときに、明らかに申請条件に当てはまらないと言われるかもしれません。そのときに大事なのは、「はい、そうですか。」と終えるのではなく、どういった理由で当てはまらないのかを社会保険労務士さんに聞いてみましょう。
そうすれば、明確な判定基準やどのような点に気をつけて申請をすればいいかのヒントを聞けるかもしれません。