公費助成制度 特定医療費について

特定医療費の制度を使うにあたってネックになるのが、書類をそろえることと、ミスがないように確実に手続きをしなければなりません。また、お使いの健康保険証によって必要な書類が変わってくるので注意が必要です。

特定医療費が正式名称ですが、指定難病と言っても窓口の人はわかりますので、安心してください。それでは特定医療費について概要を説明します。

特定医療費(指定難病)ってなに?

国が指定難病と定めている病気(対象病名は306 個あり。)に診断されて、その重症基準にあてはまれば、医療費の助成やその他サービスを受けられます。

特定医療費の対象者について

まず、自分の通っている病院が難病の指定医療機関であること、また、担当医もしくはその診療科に指定難病医がいることが大前提です。もし指定医療機関でない病院でパーキンソン病といわれたとしても、紹介状もって〇〇病院にいきなさいという話になるので安心ください。

そこから指定難病の制度を使えるようになるまでにいくつかクリアしなくてはいけないのでチャートで説明します。

※1”軽症高額”とは、重症度の基準に該当しない人で、1ヶ月の医療費が100%自費計算時33,300円超の負担が3ヶ月以上ある場合、この制度の対象となります。詳細は特定医療費申請窓口で聞いてみましょう。

特定医療費(指定難病)の手続き方法

市町村によって、手続き窓口が役所や保健所など地域によって変わってきます。まず、お住まいの保健所にどこの窓口で手続きをすればいいかお尋ねすれば、担当者が教えてくれるので必要なものを用意しましょう。

特定医療費の受給者証が手元に届いたら必要な手続き

特定医療費の審査に通って、手元に特定医療費の受給者証が届いたら、必要な手続きをいくつかしなくてはいけません。順番に確認をしていきます。

医療機関等に特定医療費受給者証を登録してもらう

もし審査がNG だと不支給決定通知書が届き、その指示に従って不服申し立てが可能です。審査が通ると、自宅に受給者証などが入った封筒が届きます。届いたらそれ一式をもって病院の保険証確認窓口へもっていきましょう。また調剤薬局、訪問看護を使っている場合は、そちらにも見せましょう。

登録を行うことで上限金額の管理をしていくので、病院などに行く時は必ず指定難病の受給者証と自己負担上限額管理票、健康保険証と共にもっていきましょう。

償還払いの手続きを行う

指定難病の臨床調査個人票を提出してから受給者証がお手元に届くまでの間は、健康保険証の負担割合に従って医療費を支払います、後日、審査が通ると受給者証とともに償還払いの手続きの案内と申請書、医療機関や調剤薬局などに証明してもらう用紙が入っています。病院などでいつにどのくらいの金額を支払ったかを証明してもらうことで、払い戻しができます。

内容を見てとにかくわかりにくいなと思ったら、封筒ごと病院などへ持っていて証明の受付窓口で相談してみてください。必要な書類がそろったら指定された窓口へ郵送で送りましょう。その後、指定口座に振り込まれまが、振り込みまでに要する時間は提出先の窓口へお尋ね下さい。

更新手続きを行う

苦労して行った手続きも1 年更新となり、10 月1 日~翌年9 月30 日の1 年間が有効期間となります。市町村によって更新の手続き案内がいつ頃来るかは、まちまちなので心配な方は申請窓口に問い合わせるのをおすすめします。

医師に書いてもらった臨床調査個人票を窓口に申請しに行くですが、更新期間は6月1 日~9 月30日までとたった数か月しかありません。早めに対処してもらうように病院の書類受付窓口でもお伝えしておきましょう。

通常、更新手続きが完了して新しい受給者証が届くまで2~3 か月かかり、申請窓口から臨床調査個人票についてお問合せが病院に来てしまうとさらに更新に時間がかかります。余裕をもって更新手続きを行いましょう。

まとめ

公費で難病の医療費を負担してもらうのに、皆さんからの税金で運営されています。税金を投入するため、申請のはんざつさで申請者は大変です。

特に、結婚で名前が変わったり、引越したり、保険証が変更になったりした時は、さらに変更手続きに時間を要し、金銭的に家計を圧迫してくることもあります。事情を医師にお話しして、調整が取れるかどうかを相談する方法もあります。

管理人が上記の事態になり、半年くらい特定医療費が申請中で使えず、金銭面でかなり苦労しました。出来るだけスムーズに申請できる一助になれば、幸いです。

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