今回、お伝えする内容は、管理人がパーキンソン病と付き合っていくにあたり基本的な指針になっています。その指針とは”未来像は立って歩く自分でいたい。そのためにはどうすればいいのか”です。ゴールが明確であれば、取れる手段も具体的になるので不安が軽くなります。
そのようなきっかけをくれたエピソードをお伝えします。
未来像は立って歩く自分でいたいと、考えるようになったきっかけ
2011年夏、病院に入院中、管理人のお向かいのベットにご高齢の女性が入院してきた。ご主人のお話では、その方は奥様でパーキンソン病で寝たきり、幻覚幻聴もひどくて、常に天井に手を向けているのがいつものことらしい。その出来事が、考え方を変えるきっかけとなった。
当時の管理人は、確定診断がつき、医師のある一言により、明るいはずの将来が実はお先真っ暗で、絶望感でいっぱいになって頭を抱えていた。
ご高齢の女性のご主人が面会のたびに、管理人に話しかけてきた。ご主人が奥様と一緒に過ごした思い出を、それは楽しそうにお話ししてくれたので、管理人はお話を聞いていた。
ある日、いつも笑顔でいたご主人が、今にも泣きそうな顔でこういった。
「私も体調が悪く、妻の面倒が見れないから施設に妻を預かってもらうことにした。本当は一緒に過ごしたいのだけど。」
非常に悲しそうな顔でご主人が帰った後、私はこのように考えていた。
「もし人生のパートナーができた時に、今にも泣きそうな悲しい顔にさせたくない。悲しい結末を避けるためには、今の私に何ができる?」
まとめ 将来あなたはどうなりたいですか?または、こうはなりたくないと思う出来事を避けるには、どんな行動をとったらいいでしょうか?
この考え方が、今の管理人を作っている中心です。いたずらに不安になるよりも具体的に目標がさだまり、何をすればいいのかもわかってきます。
この記事を読んでいるあなたは、将来、どのような生活を送りたいですか?また将来の目標を実現するには、あなたはどう行動をしたらいいでしょうか?
または、将来、どのよう生活だといやだと思うのでしょうか?また嫌な生活を避けるためには何をすればいいでしょうか?
一度、考えてみましょう。あなたのいいきっかけになるかもしれません。