ある施設で借りた、メンテナンスが不十分な福祉機器の話

困った時にあると助かる、車椅子。ただ、この車椅子のメンテナンスに問題が発生したら、利用する側は、結構困ります。管理人が実際に出会った、メンテナンスが不十分だった福祉機器の話をします。

ブレーキの効きが微妙な歩行器

家族と一緒に遠方に行くために、ある航空会社を利用した時のお話です。

通常、歩行に不安がある方等で飛行機の乗降にサポートが必要な場合、事前連絡をすれば、空港内の移動サポートが受けられます。航空会社の案内に従って、空港のチェックインカウンターで申し出れば、搭乗手続き終了後に、専用の車椅子か、歩行器を希望した場合は専用の歩行器を貸し出ししてくれます。借りた車椅子や歩行器は飛行機の搭乗口で返却する流れです。

ある日、私はチェックインカウンターで歩行器を借りて歩き出したのですが、歩行器の左右についているブレーキの感触がおかしいことに気づきました。左側のブレーキを握るときっちりブレーキがかかるのに、右側のブレーキが効いている気がしない。

たまたまその時は、突進歩行も出ず、まあまあ歩けたので、何も起こらず一安心。スタッフの方にブレーキの状態についてお話をしておいたのですが、2日後に帰る時もブレーキの効きが微妙な歩行器に当たってしまい、休日で混雑した中を歩くのに、非常に神経を使いました。

施設等で車椅子を利用する時もタイヤの状況を要確認!

スーパーやホテル等の施設で車椅子を借りる時にまず、一番最初に確認することは、車椅子のメンテナンスがきちんとされているかです。車椅子のタイヤに空気が入っているのか、ブレーキがきちんと効くかのこの2点。

この間、ある場所で車椅子を借りたのですが、なんと、タイヤの空気を入れる口とタイヤのチューブを繋ぐ、虫ピンが千切れていました。車椅子に乗ってそのまま、移動できず、薬が効くまで待機となりました。

施設を管理されている方もメンテナンスをされているかと思いますが、乗り心地が良く、メンテナンスフリーのタイヤができるといいのに…とも思いました。

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