年末年始のお休みやお盆休みで、海外に行く方がいらっしゃるかと思います。障害や持病を持っている方に、航空会社が適切なサポートをするため、診断書が必要なケースがあります。管理人が経験した話も交えて紹介します。
航空会社の専用書式の診断書が必要
「持病でパーキンソン病があります。」
この一言を航空会社にお伝えしたら、航空会社から指定書式の診断書に本人と主治医のサインが必要と旅行会社経由で手元に届きました。
管理人がマリメッコファンもあり、フィンランドには行きたいと思っていたところに、パーキンソン病の確定診断。時間経過が管理人に不利に働くことが確定したので、旅行会社にフィンランドの一人旅で申し込みました。
数日後、医療情報フォーム(MEDIF)という航空会社指定の書式の診断書が必要で、その審査次第で飛行機に乗れない可能性もあると。
医療情報フォーム(MEDIF)とは?
飛行機は、地上と上空の気圧差が激しいところを飛び、機内は空調がきいた密閉空間です。例えば、手術を受けたばかりの人などの気圧差に耐えるのが難しい方や感染病にかかっている方は当然、乗れません。
ただ、手術後の経過の良し悪しや感染病が治ってからどのくらい経過したかなどの情報を航空会社の手元に渡すことで、乗れるかどうかの可否を航空会社はします。
また、飛行機に乗り降りにサポートが必要な方の場合、車いすなどの必要な機材を準備しなくてはならないので、なおさら情報が必要です。
まとめ 提出物は早めに航空会社へ
管理人の一例にお伝えしましたが、それぞれの航空会社によって、必要な書類が変わってくるので確認をしておいた方が良いでしょう。
また、飛行機乗る直前に、医療情報フォームが必要な方だと発覚した場合、正規手続きが間に合わないと最悪、飛行機に乗れません。
事前準備は入念に行った方が、吉です。